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セントバーナードの特徴や性格・飼い方などを説明

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セントバーナードは体高が65~90cm、体重が50~91kgの超大型犬に分類されます。全犬種中で最重量の犬種で、体重が113kgに達することもあります。
イメージがつきやすいのは、「アルプスの少女ハイジ」にでてくる犬がイメージしやすいですね。イメージは「アルプスの少女ハイジ」ですが、実際は筋肉質でしっかりとした骨格を持ち、大きめの垂れ耳と太くて長い尾が特徴的です 。
被毛はダブルコートで、硬い短毛が密集して生えている「スムースタイプ」と、直毛またはウェーブがかったほどよい長さの「ロングタイプ」の2種類になり、カラーは白地に赤みがかったブラウンの斑や、ブラウンに白い斑がある子もいます。

 

■セントバーナードの性格は?

セントバーナードは、静かでのんびりした性格です。そして、家族にはとても従順で献身的な犬です。特に子どもが周りにいる環境などでは忍耐強く、非常に温和です。その一方で非常に警戒心が強い犬でもありますが、無駄吠えをしない犬です。子犬の時はやはりいたずら好きの犬もいますが、成犬になるにつれて落ち着いてきます。そして何よりもこの犬の可愛い所は、非常に甘えん坊だという事です。飼い主に気に入られようと必死になる面があるので、しつけもしやすい犬です。100㎏ほどある大型犬が人間に甘える姿は、イメージからはかなりのギャップを感じますが、それが又人気のひとつだと考えられます。

 

■セントバーナードの食事について

セント・バーナードは大きい体格から食事量がとても多く、生後1ヶ月の子犬でも小型犬と同じ位の量を食べる程です。そのため、あえて栄養価の高い子犬用ドッグフードを与えなくても良いとされています。逆にたくさん食べる栄養のドッグフードは逆に、大量に食べるセント・バーナードでは栄養素が蓄積してしまい、肥満の原因となり不妊症、心臓への負担増、発ガン率の増加や成人病の原因ともなるようですのでご注意ください。低カロリー・低タンパク・低脂肪で育てることがセント・バーナードには適しているのです。

ドッグフードの給仕量は、基本的にドッグフードの袋などに記載されている量を目安に与え、そこにヨーグルトを大さじ1杯混ぜ合わせて与えれば、セント・バーナードにはぴったりのヘルシーな食事の出来上がるそうです。
(※犬にヨーグルトを与える場合は、獣医師に相談の上、原料や与え方には注意しましょう。)

 

■セントバーナードを購入するには?

セント・バーナードは子犬の約3ヵ月未満ですと、平均として15万円~30万円と言われています。ただ3ヵ月を超えると、5万円~6万円程度落ちると言われています。
少し大きくなってしまってもかわいさは全く変わることがないので、お得と感じる方も多いのが現状です。

 

■気になるセントバーナードの病気は?

➀股関節形成不全

股関節形成不全とは、先天的に股関節の形に異常が見られる状態を指します。(股関節形成不全と診断された親から生まれてきた子犬の約80~90%がこの病気になっていると言われる。)また、わんちゃんの急な骨成長に筋肉の形成が追いつかなくなる事が原因とも言われています。故に大型犬・超大型犬に多く見られます。(ラブラドール系、シェパード、セントバーナード、バーニーズ、秋田犬など)
骨と筋肉の成長にズレが生じバランスが不安定になると股関節がふらふらし、常に亜脱臼の状態となります。そうなってくると、座り方や後肢の歩き方に異常が見られます。
小型犬でも見られる症状ではありますが、日常生活にほぼ支障を来たさないのでそれほど問題視はされていません。
階段を上りたがらない、散歩に行ってもすぐ座ってしまう、動かない、歩き方が変な場合は、股関節形成不全の可能性がありますので、お早めに病院への受診をおすすめします。

➁ひじ関節形成不全

股関節がゆるみやすくなる病気で、先天的に発症するケースが多いです。ゴールデンレトリーバー種やセント・バーナードなどの大型犬に多く、生後4カ月~1才くらいの子犬期の発症が大多数です。症状が出ないケースから、腰を振るように歩いたり、足を引きずったり、足が内またに見えたりなどさまざまです。そのような動作が見られたら、お早めに病院への受診をおすすめします。

➂眼瞼内反症

まぶたが内側にめくれてしまう症状を、眼瞼内反症といいます。逆さまつげの原因も、この眼瞼内反症の場合があります。原因として一番多いのが先天性と言われています。
その為、眼瞼内反症になりやすい犬種が明らかになっています。コッカースパニエルやグレート・ピレネーズ、ブルドッグ、ラブラドール・レトリーバー、チャウ・チャウなどが眼瞼内反症になりやすい犬種です。
先天性以外の理由としては、結膜炎や外傷などによるまぶたの後遺症です。
神経や筋肉が正常に動かなくなることで、眼瞼内反症になってしまうというものです。

➃悪性リンパ種

悪性リンパ腫は、体のどこのリンパががん化するかによって症状が異なります。
一番多く発生するものが「多中心型リンパ腫」です。下あごや腋の下、股の内側、膝の裏など、体表のリンパ節が何か所も腫れるほか、元気が少しなくなる、食欲が少し低下するといった症状が見られることがあります。症状が進むにつれて、運動不耐性(運動をしたがらないこと)や食欲不振、嘔吐や下痢が見られるようになり、末期では痩せてきて、免疫力も低下し、肺炎や膀胱炎など、様々な感染症にかかりやすくなります。
次に多いのが「消化器型リンパ腫」では、消化管のリンパ組織やリンパ節が腫れるもので、これにともない下痢や嘔吐、食欲不振などの消化器症状が見られます。
「皮膚型リンパ腫」では、皮膚に腫瘍として現れるもので、大きさの様々なできものや紅斑、脱毛など、様々な皮膚病変が見られます。皮膚型は、皮膚に腫瘍ができる脂肪腫や肥満細胞腫などの他の腫瘍や皮膚病などと見分けがつかないことがあります。
この他、「縦隔型リンパ腫」では、胸腔内にあるリンパ組織が腫れるもので、これにともなって頻呼吸(呼吸の回数が増加すること)、咳やチアノーゼなどの呼吸器症状が見られます。

➄てんかん

痙攣するてんかん発作は、動物のなかでも特に犬に多く見られます。急に四肢を硬直させ、バタッと倒れます。かすかに体をふるわせ、泡をふいて意識を失います。発作は通常、30秒以内で収まります。発作が収まると、普段と変わらない状態に戻ります。これを強直間代発作といいます。この発作の特徴はてんかんが起きたワンちゃんがなにもなかったかのように1分後動き始めることが特徴です。硬直が続くときは、命の危険があることもあります。
脳の病気のほか、全身病などでも起こります。
大脳の前脳という部分の神経細胞に、脳波の異常がみられたときに、発作が起きます。脳波の異常は、脳腫瘍や脳の奇形、脳の損傷など、脳全体の病気が原因となっておこります。そのほかの原因として、ミネラルバランスの乱れなどが、てんかん発作に繋がると言われています。また、ストレスや、天候が発作の引き金になることもあります。原因不明な場合もあり、これは、遺伝的な要因があると考えられています。
原因となる病気がある場合は、その治療が優先されます。そうでない場合は、抗てんかん薬フェノバールを服用します。

てんかんが起こってしまった際は慌てず、発作の観察が必要になります。発作時の状況や様子を詳しく獣医に伝え、原因を特定できれば予防が可能なこともあります。

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