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老犬ホームはご存知だろうか?

Old dog home

人間もいずれは訪れる老化。これは犬も一緒です。同じ命あるものとしてどのような老後があるのでしょうか。

今、戦後から日本の医療の進歩とともに長寿化が目覚ましく進化してきました。これは犬も一緒です。
時代が移り変わり寝たきりや認知症の犬や動物が増え、その介護が必要になるケースも目立ってきました。
2000年代に犬を飼うことがブームとなり最古の家畜と称されてきた犬であるが医療の発達、ペットフードの改良、室内飼育が増えたこともあり、これらの犬が現代で高齢化を迎えて、その状況が飼い主の負担となり社会問題となっています。
飼い主自身も老いは避けられない。様々な理由で飼いきれなくなる飼い主のために死ぬまで面倒を見てくれる『老犬ホーム』が注目されている。

■老犬の比率

2012年では1〜6歳が43% 7〜9歳が23.9% 10歳以上 26.4%
2016年では1〜6歳が35.1% 7〜9歳が21.1% 10歳以上が35.7%
※ペットフード協会の資料を基を参照

上記を見ても分かる通り10歳以上の年齢層が73%も増加している。
みなさんはこの事実をご存知だろうか。
現在では飼い犬の年齢は人間で言えば65歳以上に当たる10歳以上が全体の3分の1を占める状況になっている。

 

■老犬ホームの施設選びは慎重に

老犬ホームはどんなところか、都心に預け会うことを考えると費用が高い、ドックランなどレクレーション施設が充実している施設は、ストレス発散や老犬にとってはいい環境であるが、犬が多いため細かな要望に応えられないことも多い。

老犬ホームの価格帯とは?

某老犬ホームでは『一生預かりサービス』というものがある。
料金の価格帯は年間23万円〜162万円
平均56万円ほどである。
この金額は賃貸住宅等の敷金・礼金に匹敵するケースもある、
老犬になる前から介護が必要になるケースを想定し、施設選びをしておくこと
が重要である。

また、見学や面会をできないケースもあるのでしっかり調査とコミュニケーションが必要である。

■老犬ホームを利用する犬やお客さんは?

老犬ホームに入所する犬は寝たきりや認知症の他、夜泣き、徘徊などの症状を持つ犬が多い。

また飼い主が老犬ホームを利用する理由は様々だ。
飼い主側がお世話をできなくなった。単純にペットを残し亡くなるケースも珍しくない。様々な理由がある。
地方団体も『殺処分ゼロ』を掲げ、動物の引き取りを簡単には受けなくなった。

上記にもある通り老犬ホームは安くない。しかし、生涯の家族が安心して余生を過ごせる環境がある以上飼い主は預ける傾向が現代はできてきている。

人間の高齢化と犬の高齢化がリンクしてきている現代では、ペットという位置付けでは人生をともにするのは難しいのかもしれない。
飼い主の早期行動と意識改革が求められる。

・付き合ってくれた愛犬へ最低限の礼儀・友へ

犬と人間は昔から密接である。オオカミから飼いならされ犬に変わった1万5千年前。
1匹のオオカミがいなければ今日の人間も存在しなかったかもしれない。

犬という動物に癒され、育てられ、一緒に生涯を共にした友が現代では高齢化で生涯の余生の選択に迫られている。

太古では狩りで協力してくれて、現代では癒しや友として過ごす犬に健やかに過ごしてもらう環境が早期に必要であり、この『老犬ホーム』が広がることを切に願う。

©2017 Lion Heart.
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